名匠キャノン14門砲

シアのブログは昔話特集の予定ですかー。
まあ、ヤツは予定が未定でしょうから、こっちで先にネタをかっさらってみます（笑）

そんな訳でおれの場合は、ちょっとだけ昔の話。
キャノン14門砲にまつわる話です。


鍛冶倉庫の鍛冶スキルが上がり、キャノン砲が作れるようになったのは、大航海で戦列艦なる化け物船が出てすぐの頃でした。
乗せられる砲の数は5。
あの当時、キャノンを5スロット揃えるのはなかなか難しかったのではないかと思います。
カロネードなら売りは多かったのですが、生憎とキャノンは殆ど売りがなかったんですよね。

使ったことのある方ならご存じかと思いますが、キャノンは実はちょっと難しい砲です。
まず射程が短い。
続いてクリーンにヒットする場所が狭い。
更に連射が難しい。
ですが当たればでかい、まあおれ的感覚で言うと「漢の砲」です。
しかもどういう訳かこの砲、弾道学を使わない方が使いやすいという、ややこしい特性を持っています。
これを弾道学とセットできっちり使える人は尊敬します。

これを上手に使うことの出来る人は、恐らく限られる。
ただ使うだけなら誰でも出来ます。船に装備すりゃ、誰でも使えますからね。
ですが、上手となると……多分、少ない。

おれはこの妙な砲が凄く好きでしてねー。
自分では上手く使えないのですが、出来ればみなさんに広く使っていただきたいと思いまして。
んで、毎日、飽きることなくキャノン砲を売っていた訳ですが。

毎日、作っているとですね。
まあ、お約束通りに名匠砲が出来るんです。

名匠キャノン14門の貫通は、下から

1288
1302
1316
1330
1344
1358
1372
1386

です。
そしておれは、1358までの名匠は、バザーで売っていました。
よく売れていたことを覚えています。

だがしかし。
1372と1386に関しては売ることが出来ませんでした。
出せば売れたと思います。
ですが、この二種の砲に限っては、見ず知らずの方には売りたくなかった。
お金の問題ではないんです。
その砲を活かすか殺すか判らない方には、どうしても譲れなかったのです。

別の倉庫に二種の名匠が貯まっていきました。
たまにシアが使っていたようですが、作る数が数ですから、貯まる方が早い。

着々と倉庫が圧迫されていきます。
そしておれはやがて、キャノン砲を作ることをやめました。
休止したからです。

復帰した後、倉庫も同時に復帰させてみるとキャノンはまだ置いてありました。
誰も使わない名匠キャノン14門砲。
ですがやはり、アイテムは使ってナンボです。

おれはシアにキャノンを活かしてもらえる方に渡して欲しいと頼みました。

その後、名匠キャノン砲がどうなったのかはおれには判りません。
でもおれ的にはとても気持ちがすっきりしました。




受け取ってくださった方に感謝をこめて。